近年では共働き家庭が増える中、待機児童問題も増え、ベビーシッターの需要が高まっています。
特に幼い乳幼児を預ける手段のひとつとして、ベビーシッターを利用している人は多いでしょう。
また子供が病気にかかり、保育園にいけなくなった時に病児保育として利用している家庭も多く見られます。
しかしベビーシッターの事件が発生していることも事実です。
事件に巻き込まれないためにも、事前に様々な留意点などを頭に入れたうえで、利用するようにしましょう。

厚労省が発表しているベビーシッター利用時の留意点

厚生労働省は、2014年3月19日に発生した事件を受けて、ベビーシッター利用する際の留意点を公表しました。
その留意点としては、まずは情報収集を行うこと、事前に面接を行うこと、保育場所を確認することなどの10項目が挙げられています。
利用する際には、価格や手軽さではなく、本当に信頼できる人であるかを確認することが大切で、事前にベビーシッターの情報を収集することが重要です。
支援が必要な場合には、市町村に相談するのがよいと言われています。
ベビーシッターを利用する際には、事前の面接、事業者名や氏名、住所、連絡先の確認、保育場所の確認、認定登録証を受けているか、保険について、預けている間のチェック方法、緊急時の対応方法、子供の様子の確認について留意するべきと公表しています。
もしもベビーシッターに対して不満に思ったり、疑問に思うことがあれば、ベビーシッターを派遣した業者にすぐに相談するようにしましょう。

ベビーシッターを探すときのポイント

ベビーシッターを探す時のポイントとしては、もしも周りに評判の良いベビーシッターを知っている人がいるのであれば、その人に紹介してもらうとよいでしょう。
この時に気をつけたいこととして、シッターさんを共有することは避けた方がよいといえます。
その理由としては両方の家庭から、双方の家の事情を話したり、賃金の面でやりにくくなる可能性も出てきます。
知人や友人と良い関係を築いていくためにも、シッターさんを共有することはやめましょう。
そこで、評判の良いシッターさんに、別のシッターさんを紹介してもらうことが有効です。
よいシッターさんの周りには、良いシッターさんの候補がいるといえるでしょう。
そして、依頼する前には事前に面接をすることがほとんどですが、その際に自分に合う人を選ぶと良いでしょう。
シッターさんを探すときに、子供に会う人を選ぶという人もいますが、母親にとって話しやすい、同じ空間にいても違和感がないと思えることは重要です。
飛来するシッターさんが、まるで家族や友人のような印象を持ってる相手だと、長くいい関係を築くことができるでしょう。